2017 09 ≪  10月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 11
クリムトと猫
2009/02/09(Mon)
クリムトと猫クリムトと猫
(2005/03)
ベレニーチェ カパッティオクタヴィア モナコ

商品詳細を見る


グスタフ・クリムト

大の猫好きで、時には8匹もの猫を飼っていたそうです。
この絵本は、愛猫の目線からクリムトのことが語られています。

かつて友人から 「置く場所がないから預かって」 とのことで
自分の部屋にも 『接吻』 の画が飾られていたことがあります。

Miro、Dali、Xul Solarなどの抽象画に心魅かれる私は
当時は正直、あまりピンとは来なかったのですが。

クリムトというと、眩いほどの金色と女の人・・というイメージ。

ウィーンの伝統的な美術の慣習を打ち破り
新しい風を取り入れるために 《ゼツェッション-分離派》 を立ち上げ
古いものにしがみつく多くの非難中傷と闘いながら
心に感じたことを自由に表現するべく作品作りに没頭したと言われます。

いつの時代も、未知なる新たな風を取り入れるということは
なんと多大なエネルギーを消耗することか・・
古処に安住している人々の好奇の目、激しい誹謗非難の嵐の中
自分を信じてひたすら突き進んで来たというその強さに
心から感服いたします。

破壊のあとには、緑の芽吹く再生の季節が巡ってくるというのに。
(余談ですが、その象徴である印度のsiva神が大好きです♪)

そんな背景に触れると、今まで抱いていた表面的な画のイメージが
とろとろとろと溶け出して、その一点に込められている深い何かが
見えてくる・・すーっと魂に入り込んでくるような気もします。

生と死、恐れや苦しみ、そして宇宙、愛。

音楽や絵画、詩、踊り-
さまざまな手段を使ってそれらを表現する
偉大な芸術家たちに畏敬の念を表します。゜+.(・∀・).+゜

一頁一頁が、まるで一枚の絵画のようで。
素晴らしい絵本です♪

あ。今日は満月ですね☆^^☆

この記事のURL | 心の糧 --art-- | ▲ top
| メイン |